メーカー完成ウイング車にチルト式テールゲートを取付。

私たちヤシカ車体は、メーカー完成車の完成ボディーに手を加えることで、お客様の抱える案件・積荷に対応しつつ、納期を抑える方法をご提案しております。
そんなメーカー完成車の改造事例より、今回は池田自動車運輸さまのご協力で、チルト式テールゲートの取り付け事例をご紹介させていただきます。
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メーカー完成車は内法長を最大化するため、ボディー全長が法規ギリギリまで延ばされており、そのままチルト式テールゲートを取り付けてしまうと、全長が法規をオーバーしてしまいます。
そのため、メーカー完成車にテールゲートを取り付けたい場合は、下の参考写真のように格納式ゲートを取り付けるのが一般的です。
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しかし、“やっぱりチルト式テールゲートを取り付けたい”と言う要望は多く、今回はそんなお客様の要望にお応えするべく、テールゲートを門構の内側に収納させることによって、全長をオーバーさせずにチルト式テールゲートを取り付けるという方法をご提案いたしました。

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リヤドアを取り外し、跳ね上げドアを取り付け、チルト式テールゲートをセットします。
この時、床を切り詰める必要があるのですが、床の最後端は門構のボトム(下側構造部)を兼ねておりますので、そのまま切り欠くだけだと門構が崩れてしまいます。

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そこで、ヤシカ車体は3DCADを使って構造計算を行い、独自形状の門構ボトムを考案いたしました。
これにより、門構の強度を維持しつつ門構ボトムを前方へ移動させることができ、チルト式テールゲートが入るスペースの確保が可能になりました。
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さらに、跳ね上げドアの位置もテールゲートが移動した分だけ移動が必要なので、門構トップ(上部構造部)にも改造を加えております。
このような工夫を凝らし、チルト式テールゲートを搭載した大型ウイング車を、納期を短縮させつつお客様のもとへお届けすることができました。

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私たちヤシカ車体は、このような柔軟な発想で、お客様の「こんなことできない?」に対応いたしております。